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レドックスフロー電池(RFBs)は

 エネルギー貯蔵が可能であるため、太陽や風力エネルギー設備には設置しておきたい。そこで科学者や技術者は、サイズ、コスト、寿命の点でRFBsを改良したいと考えている。その中今回、RFBsのための非水系電解液が開発されて、高いエネルギー密度と高い安定性が確保された[1]RFBsを充電するためには、発生したエネルギーがレドックス活性な電解液に入り込んだとき、陽極液が還元されて、同時に別の電極では、陰極液が酸化される必要がある。放電の時にはこの流れが逆になる、ギャグではない。ちなみに非水系電解液で理想的には、陽極液の反応のレドックスポテンシャルが出来る限り小さくて、陰極液のそれはできる限り高い方がよくて、どちらもサイクルの繰返しでも安定である必要もあった。それに対してここでは不斉合成やドラッグディスカバリーで利用されている多次元解析計算を適用して、レドックスポテンシャルや分解速度が測定された。その結果、ピリジニウム塩を元にした陽極液は約10%ほど低いレドックスポテンシャル、10%ほど高いエネルギー密度とより高い安定性を示した。200回以上の繰返しでも貯蔵能力が失われなかった。非水系が必須やけいのう。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 April 10, p. 9.

DOI: 10.1021/jacs.7b00147

17.5.2

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