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太陽電池材料として有望である

 メチルアンモニウム鉛ハライドペロブスカイトは、現在市販の材料よりも太陽光をより効果的に電気に変換することができる。市販のものの効率が15%であるのに対してペロブスカイトのそれは22%に達している。ただしペロブスカイトにも、酸素や光にさらされると素早く壊れるという重大な欠点がある。今回その崩壊過程の機構が実験的かつ理論的に報告された[1]。研究者らは以前、光がこれらの結晶を励起させると電子が出るしで、これが酸素と反応し、反応性過酸化種が生じること、これらのスーパーオキシドが、ペロブスカイトの結晶構造に重大なダメージを与え、それがPbI2、メチルアミンと水になってしまうことを報告していた。新しい結果では、酸素がペロブスカイトの結晶構造のヨウ素の空孔に拡散すること、この空間が最も弱く、スーパーオキシドによる崩壊過程を促進することを明らかにした。そこで材料をヨウ化物塩の薄層でコートしそれらを保護し空孔の数を減少させた。その結果、処理をしないものは1日以内に壊れたけれども処理を施したものは3週間安定だった。処理のこと書類にも記されている。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 May 22, p. 6.

DOI: 10.1038/ncomms15218

17.6.10

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