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メノポーズは

 体重増加、骨密度の低下のような女性の健康問題と関連がある。また卵巣刺激ホルモン(FSH)のレベルが劇的に増加する。以前、FSHを標的にした抗体はネズミの骨の量を増加させることは実証ネズミだったが今回、身体の脂肪の減少、代謝が向上することも示された[1]。ネズミでFSHをブロックするとメノポーズで起こる様々な徴候を直接的に軽減できて、肥満、骨粗鬆症、循環器疾病やガンのような症状の治療も期待できる。FSHは、雄でも雌でもほ乳類の下垂体で生産されて、雌では卵胞の成長を刺激することに加えて、多くの別の再生産過程も制御している。今回まず卵巣を取り除くことで高いFSHレベルを持つネズミに高脂肪な餌を与えた。そのネズミたちにFSHのひとつのサブユニットである合成のマウス抗体が使われた。雄・雌どちらでもこの抗体を投与したところ、脂肪軽減と代謝の向上が見られた。その抗体の作り方も乞うたい。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 May 29, p. 9.

DOI: 10.1038/nature22342

17.6.23

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