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リグニンは

 植物によって生産される天然にある芳香族化合物の最も量の多い資源であり、紙工場やパルプから軽く得ることができる。そこでこの材料を芳香族群の資源として利用し、現状の石炭、原油、天然ガス依存を減らしたいと考えるのが普通であるものの、問題はリグニンの芳香環が複雑な不溶性の高分子鎖にロックされている点である。その中今回酵素プロセスで疎水性スルホン酸基をリグニンの多くのフェノール環に導入し、加工のために溶解度を向上させることに成功した[1]、研究者らは以前、バクテリアのアリールスルホトランスフェラーゼ酵素がp-ニトロフェニルスルフェートのスルホ基を引きはがし、様々なフェノール化合物のヒドロキシ基に付加させることを見つけていた。この化学が様々なリグニンに広げられた。プロセスはフェノール基に選択的で、脂肪族の水酸基は反応に関与しない。得られたスルホ化リグニンはわずかにアルカリの溶液に簡単に溶解した。スルホ化するほうがいいらしい。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 May 8, p. 9.

DOI: 10.1002/cssc.201700376

17.6.3

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