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よりよいバッテリーや

 別のエネルギー貯蔵デバイスを開発する一般的な方法は、固体状態の材料に原子の幅のシートを組込むことである。この戦略は液体でも同様である可能性がある。研究者らは、酸化タングステン電極を使ったテストデバイスのエネルギー貯蔵動力学の改善に、水の薄い層を結晶のWO3のシートの間に閉じ込めることが有効であることを見つけた[1]。水和された電極の充電と放電は、無水のそれよりも速かった。さらに水和された材料は、その電荷容量を、要領よく維持し、エネルギー効率もより速い時間スケールで保持された。間に入り込んだ水が、液体の電解液から固体の電極に移動するイオンによって生じるエネルギーバリアを減少させている様子である。酸化タングステンは実用化には重すぎるものの、この種の基礎的研究のよいモデルを提供している。これをもとに二次元カーバイド、マクセンとして知られている窒化物を含むより魅力的な材料開発に繋がるものと思われる。マクセンもマークせんといかんです。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 May 15, p. 13.

DOI: 10.1021/acs.chemmater.6b05485

17.6.9

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