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生き物によって

 生産される化合物は、医薬品開発、エコロジーやケミカルバイオロジー分野における主力である。ただし研究者はいずれ天然物の発見という流れを維持することができないかもしれないという意識から、それに関連した歴史的な分析、現況、将来に興味が持たれた。研究者らは、1941年から2015年までの間に発見された海洋ベースの天然物52000を対象とした。それらを分析したところ、天然物発見が衰退しているという推定は誇張であるとしているが以下の詳細も報告した。現状、革新的な発見方法の進展が、独自の構造と独自の生物的な特徴を有する化合物の発見を継続させている。実際1940年頃に発見された天然物の数は少なかったが、それに関わる人の増加や新しい機器によって各段に増加してきた。ただし1990年頃に頭打ちである。1940年以降全体として構造的に独自の化合物の発見は減少している。それでも研究者らは、幅広いリソースと、異なる発見方法で新規な化合物発見の重要な機会があると信じている。天然物のこと言ってんねんです。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 May 15, p. 10.

DOI: 10.1073/pnas.1614680114

17.6.6

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