« 生き物によって | トップページ | ロキサルソンは »

原子力発電所の事故以降

 人やロボットでさえも、その状況を評価するために施設に近づくことが難しくなってきた。人や装置を危険にさらすことなく正確な情報を得るためには、放射性物質を遠方から、勘違いせず、感知できる良い技術が望ましい。今回高出力のパルス電磁波が利用できることが報告された[1]2010年に最初に報告された系は、アンテナで標的の領域に向けて高出力のミリあるいはテラヘルツの波動を向ける方式だった。もし物質が放射性だった時にはγ放射あるいはα粒子周りの空気をイオン化させて自由電子が放出する。これが先の波動と相互作用すれば、プラズマが引き起されてこれを感知することができる。今回のそれは0.5μgのコバルト60120 cm離れたところで検出できることがまず示された。市販のジャイロトロンで電磁波を発生させて向きを調節してラジオ波検出器が利用できる。装置次第では、数十キロメートル先の放射線の検出も可能である。またプラズマ形成の時間遅延がγ放射エネルギーに依存しているために、放射線物質のタイプの同定も可能であると考えられている。放射線、容赦せんように

[1] Chemical & Engineering News, May 15, p. 12.

DOI:10.1038/ncomms15394

17.6.7

|

« 生き物によって | トップページ | ロキサルソンは »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。