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活性な医薬品成分を

 液層から固体化によって精製する方法は、それらに不純物が入る可能性の高い過程である。この系に潜むリスクを理解し緩和するために今回、抗けいれん剤であるカルバマゼピンの連続結晶化の研究室レベルでのプラットフォームが設計・構築された[1]。カルバマゼピンが四つの結晶多形を持つ。そんなにあったけいだけど、これが課題解決のモデル化合物として適している。ここでの連続結晶化システムは自動化二段階混合懸濁、混合生成物除去プラットフォームを利用し、二つのプロセス分析テクノロジー法すなわちラマン顕微鏡法や焦点ビーム反射率顕微鏡を使ってリアルタイムで結晶化の過程がモニターされている。研究者らはこれらを使って連続結晶化の課題が目詰まりと粒子の沈殿であることを明らかにした。ついでより精度の高い連続結晶過程へと最適化すべくさらなる戦略が検討されている。医薬品の精度に関する米国食品医薬品局の研究者らが主導した研究である。医薬品精製で、いい役やっている。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 June 26, p. 9.

DOI: 10.1021/acs.oprd.7b00130

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