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両親にとって

 小さな子供が就寝中に突然、命を落とすことは、最大の悪夢である。しかも医者はその原因を特定できない。このいわゆる乳幼児突然死症候群(SIDS)で米国では、2015年およそ1600人の子供たちが死亡した。医者はある種の疾患であると考えている。それに対して今回の報告は、三分の一のSIDSでは、血清の中のセロトニンのレベル上昇によるものであることを示していた[1]。同じ研究者らの以前の研究では40%SIDSでは、脳幹での神経伝達物質が減少し、ノーカウントになり得る状況であることが示されていた。もしこの異常が同じ幼児で起これば、セレロトニン生産とセロトニン関連の機能に関する全般的な課題として考えることができるとしている。次の段階は、セロトニンレベルが異常になる基本的な機構や、血清中のセロトニンが、危険にさらされている乳児を捜すバイオマーカーとして利用できるかどうかを決定することである。その結果SIDSというよりセロトニン症として認定されるかもしれない。セロトニン、素人には難しいけど、診断にも利用できる日を待ちたい。

[1] Chemical & Engineering New, 2017 July 10, p. 11.

DOI: 10.1073/pnas.1617374114

17.7.30

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