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木星は

 太陽系で最高の事例研究の対象である。その巨大なガスは、太陽の軌道に乗る惑星の中では最も大きく、さらに今回それが最も古いことを示唆していた [1]。質量分析を使って研究者らは、地球の鉄の隕石のサンプルクラスターを二つのグループに分けた。タングステンとモリブデンのより重い同位体が含まれているものとそうでないものにである。これらのデータは、太陽系には一時隕石材料が貯蔵される二つの異なる部位があったことを示していた。しかもこれらを何かが別々に分けて保持させておく必要があった。幼少の頃の木星は、地球のおよそ20倍の大きさでありこれが最も可能性があった。二つに分けたサンプルの年代をもとに研究者らは、木星の誕生日は、太陽系が誕生してから100万年ほど後であると考えた。これは予測の範囲内だけど最も古い年代である。その後木星は成長し続け、結果として貯蔵してあったものをかき混ぜるのに十分な大きさになったと類推された。すでに10億年たった今世紀でも隕石は、科学者が初期の太陽系を学ぶことが出来るヒントを運んでいる。ピントくればなお嬉しい。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 June 19, p.10.

DOI:10.1073/pnas.1704461114

17.7.9

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