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極東サソリ科の

 サソリに刺された時は、総理でなくても非常な痛みを感じる。これはその毒の中にある100以上のペプチドによるものである。特に29番目のアミノ酸ペプチドであるBmP01は、ほ乳類にある最も有名な痛みの受容体を標的とする。このTRPV1と呼ばれている受容体であるイオンチャネルは、唐辛子の辛さのもとであるカプサイシンの受容体としてのほうが有名である。ただし研究者らはこの同じ受容体でも違った結果になる点、明らかにできていなかった。TRPV1にうまくヒットするために必要なBmP01の濃度は、マイクロモルの範囲で、サソリの毒の中にあるペプチドの量よりも遥かに高い。それでもその低濃度で犠牲者にかなりの痛みを与えるのはなぜか。今回研究者らは、BmP01に加えて、サソリの酸性な毒の中のプロトンがTRPV1を活性化していることを明らかにした。BmP01TRPV1の二つのプロトンがバインドできる一方に結合しプロトンと一緒に、僕も知ってる、ボクシングのワンツーパンチのような方法で、組織を損傷させるチャネルを強く活性化している。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 August 7, p. 8.

DOI: 10.1126/sciadv.1700810

17.9.4

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