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空気中や

 発電所から出る二酸化炭素を捕捉してメタノールに変換することは、気候変動を抑制する素晴らしい方法のように思われる。さらにこれは広範に利用されているメタノール製造の安価な方法にもなり得る。ただしCO2の水素化によるメタノール製造の進歩は遅い。現在の系では、エネルギーを必要とするもの、あるいはメタノールを低濃度で副生成物とともに得るしかない。触媒の有力な候補の一つは、銅−酸化亜鉛系だけど、これは選択性の低さと触媒の失活が課題である。その中今回、酸化ジルコニウムに分散させた酸化亜鉛の固溶体が、合成触媒としてかなり有望であることが示された[1]。賞賛すべきことに、硝酸亜鉛と硝酸ジルコニウムから調製されたZnO-ZrO2は、91%までの選択性でメタノールを導き,触媒活性は550時間持続した。しかも固体触媒の触媒毒である硫黄があってもである。計算科学は、固溶体の触媒性能は、個別のものや単に混ぜたものよりも高く、ZnZrが近接していることで、恊働的に水素を活性化していることを示していた。固溶体も雇用したいね、乞うご期待。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 October 16, p. 9.

DOI: 10.1126/sciadv.1701290

17.11.9

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