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エチレングリコールを

 純度の高いテレフタル酸と反応させるとポリエチレンテレフタレート(PET)ができる。飲料企業は、この飲料容器プラスチックを、バイオ由来にしたいとその系が探索されている。実際コカコーラは2009年よりバイオ由来のエチレングリコール(EG)を使っている。現在のバイオマスからの製造方法は、糖の発酵によりエタノールをつくり、これをエチレンに変換して、通常の石油化学工業の手法でEGが導かれている。それに対してある触媒会社が、新しい方法を喧伝している。糖鎖を熱分解で混合酸素化物に変換する。ついでそれを水素化してEGと共生成物であるプロピレングリコールが導かれる。このEG実演プラントは2019年に稼働し、2023年までには、商業プラントとして利用することが期待されている。従来の5段階過程が2段階過程になり、エタノール経由の長いルートよりも安価であることも実証されるはずである。なおグリコール製造、江崎グリコ(株)ではありません。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 November 20, p. 10.

17.12.10

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