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イングランド南西にあった

 ウラン鉱山が閉鎖されてほぼ90年が経過している。坑夫や処理業者はもはやそこを訪ねることはない。ただし害のある放射性核種を含む鉱物を隠すことはできない。見捨てられた鉱物の中に蓄えられたままか、川や地下水に流れ出したか、研究者らは少しずつではあるものの明らかにしようとしてきた。今回予期していなかった環境ヘルパーが明らかにされた。ヒ素である。シンクロトロンを使ったX線で、鉱山で集められた土のサンプルが分析された。その結果、ウランがヒ素と結合し、水へはほとんど溶解しないmetazeunerite (Cu(UO2)2(AsO4)2•8H2O)を形成していることがわかった。ウランを含む鉱物の存在がこれまで観測されていなかったことは、ヒ素が環境へウランが流出するのを制御していたことを示している。研究はさらにmetatorbenite (Cu(UOs2)2(PO4)2(H2O)にも注目し、これらが固溶体を形成していることを提唱している。この発見は、新しい環境モデルも出るように利用されて、ウラン混入を防ぐ戦略を改善することも可能かもしれない。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 January 22, p. 9.

DOI: 10.1038/s41529-017-0019-9

18.2.12

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