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特徴的な色である

 ブルーデニムを示す染料であるインジゴ、環境調和の点で二つの課題がある。一つは、その合成にはアニリン、ホルムアルデヒド、強塩基を含む有害な化合物が使われる。第二にインジゴは水には溶けない。そのため染料として使う場合には、還元剤と処理する必要がある。その中研究者らは、微生物発酵法を用いて、インジゴを使うのに、より持続可能なプロセスを開発した[1]。大腸菌のバクテリアが遺伝子工学的に操作されて、それがトリプトファンからインジゴ前駆体であるインドキシルを製造するようにした。さらにバクテリアを操作し、酵素であるグリコシルトランスフェラーゼを製造できるようにした。その酵素はグルコースを保護基としてインドキシルに付加させて、それを安定化させることができる。グリコシル化されたインジカンは、長時間保存が可能だった。染料が必要な時には、グルコース部位がβ-グリコシダーゼで除去されて、インドキシルが再び発生し、これが素早く二量化し還元型インジゴを与えて、それは綿の繊維の上に直接結晶化できる。さらに研究者らは、綿織物にβ-グリコシダーゼ溶液に浸したインジカン溶液をスプレーし、ついで染料を空気中で酸化して織物を染めていた。以後のインジゴ染めの方法です、隣人も、事後承諾を。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 January 15, p. 9.

DOI:10.1038/nchembio.2552

18.2.4

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