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ガスセンサーは

 大気の質やエンジンのエミッションをモニターするような工業的応用で重要な役割を果たしてきた。加えて呼気中の揮発性有機化合物を分析し、疾病を予測する高感度な手作りのガスセンサーもあるが、これはしばしば半導体酸化物、ナノマテリアル、2-D材料が基本である。それに対して今回、チタンカーバイドMXene化合物がガスセンサーに組込まれた結果、ppbレベルの感度とこれまでの最高のS/N比を記録した[1]。黒リン、二硫化モリブデンを含む様々な2D材料が最高のパフォーマンスを示すガスセンシング材料にランキングされている。その中、一連の2-DメタルカーバイドやニトリドであるMXeneが応用できるかどうかが探索された。アセトン、エタノール、アンモニア、プロパナールや他の呼気分析に資するガスを用いて、気分よく、直接の比較が行われた。その結果MXene化合物であるTi3C2は他の2-D材料に比べてS/N比が100倍程度高かった。これはMXeneの多孔性、金属様の導電性、検体を吸着できる豊富な表面によるものとのことである。MXeneに任せんといかんかな。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 February 5, p. 11.

DOI: 10.1021/acsnano.7b07460

18.3.2

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