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ビルマニシキヘビから

 得られるカテリシジンと呼ばれるペプチドは、ネズミの細菌感染に対応できることがわかった[1]。カテリシジンは、詩人ではないけど、免疫系のペプチドで、動物を微生物感染から保護できる。大抵は人や他の哺乳類から単離されて、抗菌薬として活性試験が行われているもののその安定性や活性の持続性が限定的であった。より良い薬候補の探索の中、生医学、ゲノムデーターベースから六つの新規なカテリシジンが見つかり、それがビルマニシキヘビ由来だった。昼間かどうかはともかく、ペプチド合成装置でこれらのカテリシジンを合成、その活性試験が行われた。その結果、CATHPb1と呼ばれるそれが、哺乳類から得られる類似のペプチドよりも、ネズミの血清の中で安定かつ活性も持続した。CATHPb1は、メチシリンやバンコマイシン耐性感染の前日あるいは4時間後に投与すると、それらの感染を軽減できた。毒性も示さずプロテアーゼ分解も受けないことから、経口投与も可能である、蛍光灯の下でなくても。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 March 12, p. 15.

DOI: 10.1021/acs. jmedchem.8b00036

18.4.11

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