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レーザービームデバイスである

 光ピンセットを使って固定した原子に力が加えられた。極低温のナトリウムとセシウムを別の区画に入れてである。ついでこれらをひとつの区画にいれて、赤外照射による振動で綺麗に励起させた。その結果それらは励起状態化学種NaCs*として連結した[1]。これがおよそ30ナノ秒継続し、その後減衰し電子基底状態に落ち着いた。いわばお見合い結婚で、お互い唯一のパートナーとしか出会う機会がなかった。この成果は、化学反応ダイナミックスを単純さの究極のレベルまで帰着できる基礎的な発展である。さらにこの技術は、原子の構成部品から引き出される分子の複雑さのそれぞれの段階の詳細の理解も可能にし、光ピンセットでトラップされた単一の分子は、量子コンピューターにおける量子ビットとして有用でもある。しかもこの別々の原子を光学的にトラップして分子を合成した最初の例は、複雑な化学反応を、全て制御された量子プロセスとして理解しうる可能性も示していた。量子プロセス、ご両親にも紹介を

[1] Chemical & Engineering News 2018 April 16, p. 7.

DOI: 10.1126/science.aar7797

18.5.5

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