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ファラオのヘビ

 として知られている霞のような伸びた焦げものをつくるために花火で使われている昔の反応から、新しい電解触媒調製の方法のヒントが得られた[1]。新しく報告された方法は、現在使っている原材料を単純に混ぜたものを、広い表面積のナノ構造の触媒に変換できる。炭素、窒素、鉄を含む材料は、白金や酸化ルテニウムに比較してかなり安価である。優秀なYouTubeが示すファラオのヘビでは、チオシアネート水銀粉末の小さな山に点火すると、大量のガスが発生して、ヘビが頭を持ち上げるように、炎から、長い多孔性の泡だらけのロープが成長する。この原理をメラミンと硝酸鉄、糖鎖(炭素源)重曹の組合せに適用し点火したところ、燃えるにつれてヘビ状のロープに成長していった。1000 °Cで焼きなました後、触媒を粉砕しメタノール燃料電池や亜鉛空気電池に適用した。その結果0.9ボルトで作動させると白金触媒の燃料電池よりわずかに優れていた。亜鉛空気電池では、従来の酸化ルテニウム電池と同様の性能で作動した。ファラオのヘビ、わらを使うことはない。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 April 23, p. 10.

DOI:10.1021/acsami.7b16936

18.5.16

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