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三つの異なる原子が

 単結合で連結したトリオが反対向きに位置している。その中心原子が曲がって結合角が反転することで、立体異性体のカテゴリーに新しいものが50年来初めて加えられた[1]。もし三つのトリオが独立した分子の場合、二つの異性体は、結合の単純な回転でもとの配座に戻り単離することはできない。一方で大きな分子の真ん中に位置すると状況が違っている。ポリフィリンの中で、ホウ素-酸素-ホウ素が華僑していて佳境である。とりわけこの立体異性を命名しなくてはいけない。そこで研究者らはギリシャ語の「堅くて曲がらない」という意味である言葉を使ってakamptisomerと名づけた。化合物の予測できる八つのakamptisomerenantiomerのうち四つが合成された。DFT計算の結果は他の四つの安定性は低いことを示していた。今回発見された分子の性状はすでに知られていたけれども、カテゴライズすることで、化合物が重要な新しい特性を持つかどうかを解明する道筋もできる。Akamptisomerに感服です。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 May 28, p. 6.

DOI:10.1038/s41557-018-0043-6

18.6.13

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