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自然発火性の

 薬品をより安全に加えることができる小道具が開発された[1]。それはヒダのある首を持つバイアルの先が二つ、すなわち倍あるのと、三次元プリントで作成した反応剤の容器にねじ込むことができるボトルのふたを組合せた移動小瓶でできている。さらにシステムの安全を確保するために、金属クリップもついていて、これによって手は自由に使える。反応剤を加えるために小道具をセットした後化学者は、ヒダ付きのキャップと反応剤の容器のゴムのシールに長い針を押し込む。ついで必要な量の反応剤をシリンジに吸い込む。ついで針を3D-プリンターで作成したキャップから移動小瓶まで引き抜く。移動小瓶を外して、それを反応容器に取り付け、針を反応容器に押し込んで反応剤を加える。実際にこの道具は、学部生の学生実験でt-ブチルリチウムを加えるためのものであり60名の学生に試験をしてもらった。さらにこの安全な小道具があれば、高校生でもt-ブチルリチウムを計り取る経験をしてもらうことも可能である。それでも緊張して小道具を使う。心臓の鼓動も聞こえる。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 June 25, p. 7.

DOI: 10.1021/acs.oprd.8b00151

18.7.15

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