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5億8千万年前に

 タイプトリップしたら、殺伐とした風景、動物や植物のない世界が眼前に広がっているはずである。それからおよそ4千万年後、沢山の動物たちの先祖が世に出た。ただしその途中の57千万年から54千万年前の間、地質学上ではエディアカラン紀が終わろうとしている頃、謎めいた生き物が地球の海底で繁殖していたと、書いていある。古生物学者らは、これらが動物か、地衣類か、単細胞アメーバのような有機体か、別のタイプのものか数十年に渡って議論をしていた。その中、軟組織を持つ化石化したエディアカラン紀の有機体の中のステロールが分析された[1]。そこには、化石のコレステロールであるコレスタンが、動物で見られるくらいのかなりの量が観測された。さらに粘土や砂岩から有機物質を抽出し、ステロールの97%27炭素原子化合物で、ほとんど全ての動物がコレステロールとして持っているコレステロイドであることが明らかにされた。化石が奇跡を導いたのでしょうか。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 September 24, p. 9.

DOI: 10.1126/science.aat7228

18.10.15

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