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毛虫や他の

 草食動物が葉っぱをかじると、植物は最も遠い葉状体の、症状に合わせて危険なシグナルを送り、植物の防衛システムを駆動させる[1]。例えば有害な化合物を出して、害虫を追い払う、また損傷を受けた組織を治療する系を稼働させる。今回このシグナルが、哺乳類の神経伝達物質であるグルタミン酸塩を含む神経様の過程を経て起こることが明らかにされた[1]。研究者らは毛虫に、カルシウムイオンにバインドすると蛍光発光するタンパク質センサーが発現するシロイヌナズナをむしゃむしゃ食べてもらった。植物の防御機構が、カルシウムイオンの増加で駆動した。蛍光顕微鏡観察によって、カルシウムイオンの上昇が、損傷した部分と2分後には離れた葉っぱでも観測された。このタイミングは、イオンが植物の中を拡散することから考えると速すぎた。そこで研究者らは、損傷がグルタミン酸塩の放出を引き起こし、これがイオンチャネルを活性化しカルシウムの流れ出しを引き起こしていると推定している。蛍光グルタミン酸塩センサーによって、そのレベルが植物の損傷した部分で増加していることもわかった。グルタミン酸塩は、何かが来るたんびに働いている。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 September 24, p. 13.

DOI: 10.1126/science.aat7744

18.10.17

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