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土星探査機カッシーニが

 20年の任務を終えた。それがおかっし〜にという結果を示している[1]。これまで土星の環は、氷がほとんどで大気は水素かヘリウムであると考えられていた。それに対してカッシーニの質量分析計は、惑星の最深部のD環には、気体のメタン、一酸化炭素、窒素、二酸化炭素、アンモニアさらには、大きな有機分子種が含まれていることを示していた。これらの分子は軌道に留まっていなくて、場合によっては10000k/sの推定速度で惑星に落下している。惑星の上の方の大気に触れるとプロトンやイオンとも反応する。メタン、一酸化炭素や他の炭素を含む分子の反応で、土星にどの程度の炭素があるかのモデルを変更する必要もあり得る。一方でD環は7000から66000年の間物質ロスの速度が維持されていて、D環の物質は、物質が70万年から700万年の間維持されているC環由来であると考えられている。これらの計算は、土星の重力でトラップされた彗星が物質を供給していると考えることもできる。カッシーニはさらに土星の上の方の大気のヘリウムと水素の比が0.11から0.16であることも伝えていた。土星について、同世代でも話題にしてみましょう。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 October 8, p. 7.

DOI: 10.1126/science.aat2382

18.11.4

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