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200以上の

 これまで未同定だったハロゲン化分子が北極グマの血液で検出された[1]。このことは動物がこれらの化合物に晒されていることを低く見積もってきていることを示唆している。ハロゲン化汚染物質は1970年代より北極グマで検出されてきた。ちなみにクマは、アシカ、魚や他の生き物の食物連鎖のトップにあって、環境中の分解しない有機汚染物質の存在を示してくれる歩哨であると保証できる。汚染物にさらされるとクマの免疫系が損傷を受けて、子供のクマの成長を妨げる。1985年から2016年までサンプルが採取されて、たんぱく質と脂質が除去された後、わずかな量のポリエーテルスルホンキャピラリーチューブで、残留物を吸収し、質量分析が行われている。そこで同定されたハロゲン化物には、ポリ塩化ビフェニル、パーフルオロスルホナート( PFSAs)や他のポリ塩化化合物が含まれていた。ただしこれらの化合物の絶対量は特定できていないが、時間とともにPFSAsの増加が見られた。ハロゲン化物が、限界まで同定されたのかな。

[1] Chemical & Engineering News, 2018 November 12, p. 8.

DOI:10.1002/anie.201809906

18.12.6

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