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セレノシステインは

 多くの生命体で見つかっている。その中菌類ではセレノプロテインが発見されていなかったため、アミノ酸を使う機会を失っていると考えられてきた。それに対して今回、菌類の九つの種で、セレノシステインを含むタンパク質が発見された[1]。セレノシステインを使う多くの、人間を含む生命体では、ストップコドンを別の目的で使ったり、特別なRNAマシナリーを使って、アミノ酸が加えられている。菌類のセレンタンパク質のためのいくつかの遺伝子は、別の生命体が使っているRNA構造と類似のそれをコードしているが、セレンタンパク質遺伝子の他の、例えばマシナリーのようなものは、シナリオは不明だけど、不足していた。このことは別の新たな機構によって組込まれていることを示している。ただし異なる機構であれ、同定された全てのセレンタンパク質は、全て既知のものである。この成果は、進化論的な観点からも興味が持たれると同時に、科学者が、イーストを工学的に改変して十分な量のセレンタンパク質を得、結晶構造が未解明である誘導体の構造解明も可能にしている。菌類のこと親類とも話してみよう。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 February 18, p, 11.

DOI: 10.1038/s41564-018-0354-9

19.3.8

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