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現存する麻酔剤は

 副作用を示し、特に脆弱な人にとっては危険である。副作用には血圧低下やステロイド生合成の抑制が含まれ、麻酔剤としてはまずい。そこで副作用のない化合物を探索するモデル研究の中、γ-アミノブタン酸(GABA)タイプA受容体にバインドする分子であるN-アリールピロールが注目された。分子のデータベースからこれまでは麻酔剤として考えられていなかった11の市販のジフェニルN-アリールピロールが取り上げられた。化合物はカエルやネズミに対して麻酔作用を示した。ネズミでの試験では、最も可能性の高い化合物は、ネズミをノックアウトさせるのに必要な量の五倍量でも血圧低下を引き起こさなかった。麻酔専門医によれば、これまで新しい麻酔剤が世に出かけても、現在利用されている麻酔剤であるプロポフォールと競合することができなかった例は多いため、ジフェニルピロールのさらなる研究が期待されている。ピロールで新たなロールモデルはできるでしょうか。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 July 22, p. 7.

DOI: 10.1073/ pnas.1822076116

19.8.5

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