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化学結合のみで

 連結している動くルービックキューブがつくられた[1]。びっくきゅりである。この風変わりな仕事を成し遂げるために研究者らは、6種類のアシルヒドラゾン交差連結を含むヒドロゲルでできている色のついた蛍光タイルを使った。およそ1時間触れていると、ヒドロゲル製のタイルは、簡単に、固まったり、柔らかくなったりする。ただし24時間以上かけてアシルヒドラゾンの交差連結が十分につくられると、材料は永久に硬くなる。この可変の粘性を使って、それぞれの面に異なる色のタイルをはめ込んだ小さなキューブが組立てられた。1日後、27個のキューブを一つにしてルービックキューブとした。1時間後、あたかも昔からあるパズルのごとく、キューブを回転させることができたが、24時間後にはそれは固定された。同様の機構を利用した、アンプレーアブルパズルもつくられた。研究者らはさらに、化学的な刺激で色が変化する、スマートでソフトな材料を創造したいとしている。そのような配列が、人の肌に装着されると、医療情報を交換することも可能になる。キューブで充分に遊んでもみたい。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 August 26, p. 15.

DOI: 10.1002/adma.201902365

19.9.25

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