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違ったタイプの

 地域を航行できるロボットは、科学者がたどり着くことができない場所に関する情報収集を支援してくれる。ただし、そのようなナビは、時に難儀で、扱いにくいこともある。例えば水から大気にロボットを打ち上げるために、多大なエネルギーを必要とする。その中研究者らは、空飛ぶイカのような生き物からヒントを得て、水中から大気に発進できるロボットを開発した[1]。以前の水から飛ぶロボットは、重たい圧縮したガス容器や外部電力を利用していたが、今回のグライダーは、軽量な固体燃料であるカルシウムカーバイドを使っている。板の上の小さなポンプが水を汲み出し、その水がカルシウムカーバイドと反応しアセチレンガスが発生する。ガスが着火するとロボットは水のジェットと燃焼生成物によって打ち上げられる。さらにロボットは大気を26 mまで滑空できた。10回の飛行に利用できる燃料も搭載できる。着陸した時には、チャンバーが再充填されて、最適の発射角度になると改めて離陸する。発射の間の時間は20分程度で、この間にデータや水のサンプルを収集しうる。これによって氷山や洪水、汚染した水の周辺のデータ収集も可能になる。

[1] Chemical & Engineering News 2019 September 23, p. 8.

DOI: 10.1126/scirobotics.aax7330

19.10.15

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