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リグニンは

 植物の細胞壁にある頑丈な混合ポリマーで、新しい生理活性分子の宝庫でもある、奉公はしないけど。ただしこれを使えるものにすることが難しい。その中今回科学者は、リグニンから医薬品候補化合物に三段階で変換できる方法を報告した[1]。研究者らはまず、以前開発した方法[2]を使って、松のリグノセルロースをリグニンモノマーや植物の糖鎖などに変換した。ついでRu触媒を使って、その中のジヒドロコニフェリルアルコールを単離することなくアミンに変換した。さらにアミンをコリンクロリドからなる生分解性溶媒の中で環化させて、多くのベンズアゼピンを導いた。そのうち14のベンズアゼピンは、人のガン細胞の成長を抑制し、五つは黄色ブドウ球菌を、給金を支払わなくても、殺していた。研究者らはさらに有望な化合物を絞り込み、合成法も改良して、すでに存在する医薬品や、新たな医薬品製造に取り組んでいる。リグニンでリクライニングは製造できるでしょうか。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 October 21, p. 10.

DOI: 10.1021/acscentsci.9b00781

[2] DOI: 10.1038/s41929-017-0007-z

19.11.13

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