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おしゃぶりは

 よく泣く赤ちゃんをなだめることができる。一方で両親はおしゃべりが弾むかもしれない。研究者らは今回、この赤ちゃんの必需品を、ハイテクなセンサーに仕上げて、幼児の唾液の中の、グルコースや他の化合物のレベルを追跡できるようにした[1]。市販のおしゃぶりに使われるシリコンに、3-Dで印刷した電気化学センサーを取りつけた。さらに唾液が赤ちゃんの口に戻らないように三つのポリスチレンバルブを含む小さなポリ(ビニルクロリド)を挿入した。おしゃぶりをしゃぶると唾液が出てきてチューブに入る。そこでは使い捨てのグルコースを酸化できる酵素でコートした電極と接触できる。おしゃぶりのキャップのエレクトロニクスは、グルコースのレベルと相関する電流の変化を測定しそのデータをスマホに送る。唾液が酵素と接触しシグナルを発生させるまでおよそ5分である。研究者らはまた、タイプIの糖尿病患者4人の食事前と後の唾液サンプルで素子の試験を行った。その結果は、血液によるグルコース検査の結果と一致していた。ハイテクおしゃぶりで、快適になったかなあ。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 October 28, p. 9.

DOI: 10.1021/acs.analchem.9b03379

19.11.21

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