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ペロブスカイトは

 お買い得で、簡単につくることができるために、太陽電池の半導体材料として注目されている。ただしペロブスカイトでトランジスターを作成する試みは、持続性のない素子で止まっている。今回絶縁体材料が改良されて、以前のものよりも寿命の長いトランジスターが調製された[1]。一般的に絶縁体材料は、二酸化ケイ素で、これがゲート電圧からチャンネルを保護している。それに対して今回、二酸化ハフニウムが、メチルアンモニウム鉛ヨージドペロブスカイトで使われた。これによってペロブスカイトがゲート電極からエネルギーを吸収してしまうという構造上の欠陥が改善された。今回の場合、より高いゲート電圧をかけても100回のオン・オフが可能になった。加えてトランジスターは通常、電子か陽電荷を持つホールのどちらかしか通さないが、今回のそれは、どちらのタイプの電荷も流すことができた。これによって、より小さくて力強い集積回路を可能にし、その設計も容易にできるようになった。ペロブスカイトがすっかりと馴染んでいます。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 December 2, p. 9.

DOI: 10.1021/acsmaterialslett.9b00357

19.12.25

 

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