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肌の動きに呼応して

 伸縮したり、曲がったりする材料は、医療やエレクトロニクスなど、幅広い応用が期待できる一方で、そのパフォーマンスは低い。その中今回初めて、弱酸で簡単に崩壊する伸縮できる半導体材料がつくられた[1]。弱酸でも邪魔くさくはない。この新しい半導体のパフォーマンスは、長さが二倍になっても低下しない。同じ材料で、伸縮性、導電性と崩壊性を同時に最適化しなければならない点が課題であった。どれかを最適化すると他が低下するのが通常である。そのため研究者らは二つのポリマーをブレンドし、材料特性の適切な組合せを達成した。すなわち超伸縮性のエラストマーとイミン結合を有する半導体ポリマーである。この組合せは、酸性水溶液で簡単に加水分解する。いずれこの材料は、例えば伸縮できるペースメーカーとして、心臓の周りに装着されて、追加の外科手術をすることもなく、身体に馴染ませることができる可能性も高い。柔らか材料やから、医療にも応用できます。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 November 18, p. 10.

DOI: 10.1021/acscentsci.9b00850

19.12.12

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