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陰電荷を持った

 小さなシリカ球が、糖尿病あるいは糖尿病前症のネズミの大腸の壁を通って、インスリンを投与できることが報告された。これによって血液中の糖の濃度を下げることができる[1]。この実験は、胃酸によって壊れてしまったり、大腸から血流に流れることができない大きさのインスリンの経口投与を可能にすることが目的である。陰電荷を持つナノ粒子、これがいいんでっかで、電気的抵抗を軽減できる。粒子は、細胞表面にある受容体にバインドし、一旦細胞間の分岐点を開けると、そこからインスリンは、するり〜んと中に入る。様々なサイズのナノ粒子が試されて、100 nm以下の大きさのそれが、胃酸の中でも生き残る。実際にこれを投与されたネズミでは、数時間、血糖値が抑えられた。この成果は、大腸にドラッグデリバリーための透過性を持たせることができるという点でも興味が持たれる。実際これまで類似の透過剤の臨床試験は失敗に終わっている。大腸を透過、台帳にも記載を

[1] Chemical & Engineering News, 2019 November 18, p. 7.

DOI: 10.1038/s41551-019-0465-5

19.12.7

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