« 銅錯体は | トップページ | 肌の動きに呼応して »

哺乳類の

 最も古いプロテオームが初めて分析された[1]。研究者らは南中国のある洞窟で発見された、およそ190万年前のギガントピテクスの大臼歯のエナメル質のプロテオームを分析した。脱ミネラル化のための酸の選択が重要で、これによって多くの絶滅した霊長類のペプチド配列を得ることができた。トリフルオロ酢酸を使うと、塩酸よりも127も多い配列を得ることに成功した。全体として六つのタンパク質から409のユニークなペプチドを回収できている。その中短い長さのペプチドは、プロテオームがかなり崩壊していることを示していた。ほうかいな。またギガントピテクスと別の類人猿との発生の関係は明らかではなかったが、今回の結果は、進化樹の作成を可能にしている。その系統発生の分析は、ギガントピテクスと現代のオランウータンを含むオランウータンの祖先は共通で、1000から1200万年前にギガントピテクスがオランウータンから分岐したことを示していた。ギガントピテクスについても聞かんとねえ。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 November 18, p. 10.

DOI: 10.1038/s41586-019-1728-8

19.12.11

|

« 銅錯体は | トップページ | 肌の動きに呼応して »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。