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ケラチンを

 もとにした、髪の毛の特徴を模倣したバイオ材料は、タフで、重さに対しても強いけど、それがある日、医療デバイスや化成品で使われる可能がある[1]。ケラチンが他を蹴散らすんかもしれないものの、それを実現するためには、髪の毛の内部構造やそれらがお互いに繋がっている構成要素を複製する必要がある。髪の毛は、化学結合で連結し、角質と呼ばれる層で囲まれたケラチン線維からなっている。またこれらは髪の毛の種類によって異なる相互作用をしている。そこで人も含む複数の哺乳類から髪の毛を集めて、それらが切れるまで引っ張り試験を行った。ついで、切れた端を走査電子顕微鏡で検証した。その結果、人の髪の毛のような薄い毛は、長い裂け目で切れて、ケラチン線維はバラバラになっている一方、象の毛のようなより厚い毛は、まっすぐに切断されていた。直感に反して、薄い方が厚い方よりも強く、髪の毛にある裂け目の大きさと量と強さが関連していた。例外としてカピバラの毛は、真ん中にくぼみがあって、それが水を出す助けをしていた。そのため毛は中心線よりずれて弾力性が低下していた。カピバラ、バラ科の花ではなくて、南米の齧歯動物です。

[1] Chemical & Engineering News, 2019 December 16, p. 11.

DOI: 10.1016/j.matt.2019.09.019

20.1.15

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