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白髪は

 ストレスによってもたらされる。これは責任ある立場にある人に共通である。多くの頭には通常の時期よりも早い年齢で、淡いふさふさした髪が乗っている。ただし色が薄くなる生化学は、ふさふさした髪のミステリーである。これを見据えて〜る研究者らは、ストレスが引き起こすネズミの髪の毛の白髪化の生化学を調査することにした[1]。ストレスは身体全体に影響を及ぼすために、そのシステムが、ストレスと髪の毛の色と関連しているかを見つける必要があった。実験では、免疫系とストレスホルモンコルチゾールは除外された。その結果、ストレスに伴って放出されるノルエピネフィリンが鍵であることがわかった。ノルエピネフィリンは、副腎で製造されるが、ネズミの副腎が切除されても、ストレスによって白髪化が進行していた。ストレスがかかると、闘争応答を引き起こし、ノルエフェドリンが生産される交感神経系に、研究者らはたどり着いた。交感神経は、肌の中の毛包に到達する。またこれらの神経がノルエピネフィリンを放出すると、あるタイプの全ての幹細胞が誘発されて、染料を生産する細胞になり、それが幹細胞の保存部位にドロップされて、将来髪の毛の色が変化する可能性が生まれる。幹細胞、関西だけにあるわけではない。

 [1] Chemical & Engineering News, 2020 January 27, p. 9.

DOI: 10.1038/s41586-020-1935-3

20.2.16

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