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二酸化炭素の捕捉に

 アミンが利用されてカルバメートを与える。クラスメートにも伝えたい。さらにその分解で高純度なCO2が得られるが高温を必要とする。一方でアミンから放出されたCO2は、地下からの油抽出に利用できるが、得られた油を燃やすことから炭素排出が増大してしまう。その中研究者らは、ジエチレントリアミン(DETA)と呼ばれるポリアミンをCO2と反応させて、モノカルバメートあるいはジカルバメートをつくった[1]。それは金属塩化物への配位子として作用し、一連の金属錯体を与えることができる。これらの錯体の多くは、お互いに可逆で、配位子交換もできる。ただしいくつかの錯体の溶解度が低くて、固体の沈殿が生じるが、それは単一の金属を含むことから、金属分離に利用できる。この原理を実証するために、水中の塩化ランタン、塩化ニッケルの混合物にDETAを加えて、CO2が吹き込まれた。これによって配位子交換が進行しLa2(CO)3が生成し単離することができた。この方法を使って研究者らは、風力タービンに利用されている希土類マグネットのための金属を精製している。マグネット金属、ネットでも見れるかなあ。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 January 20, p. 9.

DOI: 10.1038/s41557-019-0388-5

20.2.6

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