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バブルの発生は

 抗生物質を合成するのに利用されるバイオリアクターを含む多くの工業プロセスでよく見られる現象である。ただしこのバブルが積み重なり泡になると、製造作業を遅らせ、哀れになるだけではなくて、泡が破裂してしまうと反応容器に大きなダメージを与える。そこでシリコーンをもとにしたような添加物が使われて、泡を抑制するかあるいはそれを防ぐことができる。ただし最終生成物からそれらを除去するというエキストラな工程を経なくてはならない。今回マサチューセッツ工科大学(MIT)とチューリッヒにあるスイス連邦工科大学(ETH)の研究者らは、特別に設計した生地を施した金属表面を設計した[1]。これによってバブルがトラップされて、それらが泡として集積する代わりに、拡散して消散を促すことができる。研究室の実験では、表面ではおよそ10分以内に劇的に泡が減少することが実証された。工科大学間で、こうかなあ、と議論が繰り返されて、効果が実証された。生地が高価でありませんように。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 March 2/9, P. 8.

DOI: 10.1002/admi.201901599

20.3.21

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