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生体由来の

 長鎖脂肪酸を含む工業廃棄物は、ディーゼルやジェット燃料のための持続可能な化学原料として利用可能である。それらの原料は現状、石油の改質で製造されている。ただし脂肪酸から酸素を取り除き、長鎖炭化水素に変換する方法は、250 °C以上の温度と高圧の水素を必要とし、プロセスそのものが高価でエネルギーを必要とするものになる。CO2基を脂肪酸から除去して、アルカンを与える方法は、より温和な条件で進行するものの、選択性が低い。それに対して研究者らは今回、30 °C, 02 MPaの水素の存在下、紫外線照射で、Pt-TiO2が脂肪酸の脱カルボキシル化反応を選択的に触媒することを明らかにした[1]。たとえばこの方法は、純粋なステアリン酸やリノール酸を90%以上の収率で、n-ヘプタデカンに変換できる。大豆加工やパルプ工場では避けられない粗い大豆やタールオイルの脂肪酸の試験では、およそ90%程度の収率で、長鎖アルカンの混合物を与えた。長鎖アルカンは、貴重さ。

[1] Chemical & engineering News, 2020 March 2/9, p. 16.

DOI: 10.1038/s41929-020-0423-3

20.3.25

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