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糖尿病の人は

 グルコースやインスリンのレベルを注意深くコントロールしなければならない。それを支援する理想的なデバイスは、患者さんは意識せずに、グルコースを検出し、インスリンを管理できるものである。今回グルコース応答インスリンパッチが開発された[1]。高等な技術である。25セントサイズのパッチは、インスリンを含むポリマー極微針でできている。針はグルコースとバインドできるフェニルボロン酸を含むポリマー混合物からなる。酸がグルコースにバインドすると、ポリマーには陰電荷が生じて、それが増大するに連れて、インスリンとポリマーの間の静電相互作用が小さくなり、インスリンが放出される。ポリマーマトリックスの組成の比が、極微針から放出されるインスリンの速度を調整できる。パッチは、糖尿病の25 kgの豚のグルコースレベルを、通常の餌を与えながら20時間以上正常の範囲に保持していた。パッチはまた、サイズや組成の比を変えることで個々人用にアレンジすることもできる。極微針、ハクビシンでも使えるでしょうか。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 February 10, p. 9.

DOI: 10.1038/s41551-019-0508-y

20.3.2

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