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3月11日までは通常だった

 ロチェスター大学Chemistry Departmentでは、オンライン講義が行われることになった[1]。現状では大学院生は研究室に来ているものの、コロナウイルスによってもたらされるCOVID-19を避けるために研究室の閉鎖も時間の問題である。実際、時差通勤や、研究室で集めたデータの整理は在宅で、という方法も考えられている。またある大学では、先が見通せない中、テニュアトラック教員に対して、期間延長し、不安を和らげようとしている。また欧米の多くのTAや研究資金で財政的な支援を受けている学生へは、遠隔で教える、あるいは働くことで、給与を支払うことも行われている。スイス連邦工科大学、全てのビルが閉鎖。PhDコースの学生は自宅で、論文執筆、文献調査やデータ分析を行うことが求められている。これよってPhD取得への遅延は最小限に抑えられるとしているが、これもこの状況が何ヶ月にも渡って続かなければという場合の話である。他にもネットワークによるミーティングや教育が導入されて、本来は試薬購入のための経費がそれに転用されている。ボローニャでは、修了前の研究発表(defense)や卒業式が遠隔で行われた。上海有機化学研究所、1月末から研究所へは入れず、未だに戻ることができない。指導の先生は、この機会に家で奥様と過ごし、本や学術論文を読み、運動している、難しい状況の中、よりよく仕事や人生を楽しみたい(enjoy)とのこと。Enjoy、延長も視野に。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 March 23, p. 6.

20.3.24

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