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ロックダウンを

 制定する州の数が増える中、基本的な化学関連物質を製造する企業で働く人たちもその制限の対象である[1]。ただし消毒剤、殺菌剤、洗剤、医療従事者のための防護服などの需要が増え、その供給の停止は、身を呈して防がなくてはいけない。例えば医療用防護服を供給している企業では24時間体制で稼働し1ヶ月で9百万人分の防護服を供給しようとしている。ただしこの会社が持つ世界中の工場を使っても需要がその製造できる量を超えることもしばしばである。N95保護マスク製造会社は現在年間4億個のそれを製造しているが、その能力を今後12ヶ月で30%増にする予定である。製造には欧州、アジア、ラテンアメリカの設備も利用して、年間の生産量が11億まで拡大できるとしている。酸素や別の医療に必須のガスの必要性は、ガス供給会社の設備の稼働を押し上げていて、急ぎ仕上げたい。さらに手の除菌用ローションのためのゲルを形成するカーボポールポリマーの需要も急激に拡大。ケンタッキーにある製造施設でもその製造を加速させる計画である。いずれにしても化学工業は、人の命を救う医薬品や医療品、食糧調達や社会インフラに必要な材料の供給を継続することが許可されていること、またそれを強化すること、重要である。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 March 30, p. 12.

20.4.1

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