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小規模の

 初期の研究は、ヒドロキシクロロキンと抗生物質であるアジスロマイシンがCOVID-19からの早期回復の助けになることを示していた[1]。ただし複数の医師が検証せずにそれらを投与したものの結果は芳しくなかった。ブラジルでは81人の入院患者に投与したところ、高用量の患者のうち32%が、また低用量の患者のうち15%が死に至った[2]。米国では368名の患者で試験を行い、ヒドロキシクロロキンを投与された人のうち28%が、またそれとアジスロマイシンの両方を投与された人のうち22%が死亡した。それに対してこれらの薬を飲んでいない患者の死亡率は11%だった[2]。ただしこれらの論文は査読される前の内容である。NIHのエキスパートは上のどちらの薬も臨床試験前に使用することは推奨していない。その中マサチューセッツの病院とNIHで510名、またかなり厳密なプラシーボも含めた臨床試験が440名のCOVID-19の入院患者に対してノバルティスが実施している。ノバルティスはすでに3千万錠を米国政府に寄付している。さらに別のグループは、健常な医療従事者やCOVID-19と診断された人の濃厚接触者で検査を行なうことを計画している。ヒドロキシクロロキニンにアジスロマイシンの効果、気にんなります。邁進するしか。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 27, p. 11.

[2] DOI: 10.1101/2020.04.07.20056424

[3] DOI: 10.1101/2020.04.16.20065920

20.4.28

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