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新型コロナウイルス

 SARS-CoV-2が昨年末に検出された時、研究者らは、最初の場所からウイルスがどのように人に移動したかを明らかにしようとしていた。コウモリがウイルスの起源ではないかと考えられていたが、コウモリのコロナウイルスは、SARS-CoV-2とは、いくつかの鍵となる点で異なっていた。特にスパイクタンパク質、これが細胞表面の受容体にバインドしてウイルスが生き物に侵入することができるが、そのタンパク質が違っていた。中国の官庁がアウトブレイクと関連していたマーケットを閉じたため、そこで販売されている動物が持つコロナウイルスを試験することができなくなった。それでも広西医科大学と香港大学の研究者らは研究を継続して、わずかな数のセンザンコウに注目した[1]。センザンコウは、鱗状のアリクイ(哺乳類)[2]で、色々やりにくいものの、2017年、2018年には密輸を阻止するための奇襲で捕獲された。そのセンザンコウから単離されたコロナウイルスのRNAは、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質と非常に関連のあるタンパク質をエンコードしていた。このことは新型コロナウイルスがセンザンコウ由来であることを必ずしも示してはいないが、同様の経路で別のウイルスが登場するのを防ぐためには、センザンコウの販売を、マーケットでは行うべきではない、ま〜けとってと言われても。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 6, p. 8.

DOI: 10.1038/s41586-020-2169-0

[2] ウィキペディア

20.4.8

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