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自動車製造の

 落ち込みが化成品の需要を半分程度に押し下げている[1]。3月半ば頃に米国や欧州では、キャンセルの最初の波が来た。並ではない規模でサプライチェーンにも波紋を広げている。ある企業はアジア以外にある自動車排ガスの制御系の製造ラインをシャットダウンさせた。別の会社も、中国での需要が回復し始めている中で一時的にプラントを停止した。今回のパンデミックの影響はおよそ62百万ドルであると見込んでいる。自動車1台あたりおよそ3000ドルに相当する化成品が搭載されている。自動車以外にも、凍結防止やハイオクタン価の燃料の原材料であるメタノールの需要も第二四半期では低迷することが予測されている。そこで関連企業は500百万ドルをメタノール製造に投資する予定だったのを、最大18ヶ月延期することにした。化学工業へのパンデミックのインパクトの変化はかなり速い。この前代未聞のペースでは全体を把握することが困難である。通常、経済状況の変化は月ごとであるが今回は日ごとである。他人事ではない。現段階の予測としては、今年の後半には、製造は通常に戻ってくる可能性は高いものの、経済成長は2021年にならないと戻ってこないだろうとのことである。インパクトはコンパクト(小型)であってほしい。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 6, p. 3.

20.4.7

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