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イタリアに端を発して

 3-D印刷を利用した医療関連機器の提供が始まっている[1]。病院で不可欠な呼吸バルブ、通常の経路では入手できなかった。そこでイタリアの二人のエンジニアが3-Dプリンターで作成を始めた。ただし規制当局が許可を出さなかったため、エンジニアはそれを分解して模倣しなくてはならなかった。このお役所仕事と、部品を設計し製造する時間を考慮すると、3-D印刷が医療デバイス不足の幅広い解決にはならないと、投資銀行の長は、闘志はあっても、指摘している。それでも3-D印刷の会社は、顔面シールドを、オープンソースのデザインをベースに、その設計とプロセスのプロトコールを顧客に提供しようとしている。ひさしを人の頭に保持するフレームは、その会社の樹脂で印刷可能である。さらにこの会社では、鼻咽頭でCOVID-19を試験する綿棒を印刷するための設計も行っている。実際のプリント素材は、歯科材料原料である樹脂が想定されている。すでにそのプロトコールをクリニックに提供している。また別の会社は、ミネソタ、テキサス、カリフォルニアにある設備で、一週間に5000個の顔面シールドの製造を計画している。シールド、知る人ど知〜るど。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 March 30, p. 13.

20.4.2

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