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世界中のガス会社が

 ガスシリンダーの供給を増加させ、病院現場で液体酸素タンクと酸素供給システムを組み立てている[1]。これはCOVID-19患者を治療するための医療用酸素の需要の急上昇に呼応するものである。欧州の工業ガス協会によれば、医療用酸素の需要は通常の5から10倍になっているとのことである。この需要上昇に対応するために米国のある会社は、4万リットルの医療用酸素タンクと14千リットルの予備タンクを、ベット数が400床の一時的な病院に設置した。イタリアや東フランスでも4から6倍の需要である。幸いなことにこの需要の急激な増加でも供給不足には至っていない。日本ガスの子会社であるオキシメサ(Oximesa)は、お気にめさないかは知らないが、24時間体制で生産を行っている。またAir productsとAir liquideは、一時的に病院になった施設のために7 kmの酸素導管を引いた。英国でも4000床設置した臨時病院に、酸素タンクと4 km導管が導入されている。医療用酸素は米国と欧州で全体の15%ほどが供給されている。そのうち45百万シリンダーがリサイクルされて、さらにその中の15-20%が医療用酸素として認められている。

[1] Chemical & Engineering News April 20, p. 11.

20.4.27

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