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米国化学工業協会(ACC)は

 現在のシャットダウンが6月末までに解除された場合だと、化学製品の生産高はおよそ3.3%落ち込み、もしシャットダウンが第四四半期まで続くと6.5%まで落ち込むと推定している[1]。この推定には薬剤は含まれていない。なおこれは米国におけるシャットダウンによるものだけではなくて、他国での制限も関連しており、世界的な経済は1930年以降で最も厳しい状況になっている。ACCは世界貿易の落ち込みは10.55%、世界的な工業製造はおよそ4%減で、米国に限ると8.4%減であると予測している。微かな希望の兆しは、ウイルスに対応する中、個人用保護具(PPE)、医療機器、テストキットや消毒剤の需要が伸びている点である。クリーニングや消毒のための界面活性剤の需要は急激に上昇し、PPEのニーズの高まりが第一四半期の収益を浮上させている。さらに水ろ過材料、食品や飲料の原料、体に良い働きのバクテリア、エレクトロニクスで利用される材料は好調な販売である。加えて加工食品のための柔軟な梱包材料も10%程度の上昇が見込まれている。化学産業での雇用については、小売店、レストランや別のサービス産業のように苦しむことはないが、2020年は化学関連の仕事で全従業員の5.15%およそ28000人が職を失う可能性に言及している。これは過去3年間の雇用拡大を無効にするものである。それでも前を向こう。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 27, p. 4.

20.4.29

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