« 手作りマスクはどの程度効果的かpart 3 | トップページ | 1970年4月11日 »

サイトカインストームとして

 知られている制御できない免疫応答、これは重篤なCOVID-19の人に見られるが、その応答を、珍しい血液ガンの治療に使われているルキソリチニブが抑制できるはずであると医師は考えていた[1]。4月2日無作為化試験がアナウンスされて、350の入院患者さんのうち半数にはルキソリチニブが投与されて、半数の患者さんには薬ではなくて現状で最高のケアを施した。臨床試験登録ができない重篤なCOVID-19の患者さんに対しては、医師も患者さんも投与されていることを知っている、いわゆる非盲検試験が行なわれた。ここではその結果の記載はないものの、その有効性は他でも確認されている。ルキソリチニブは一般に安全だけど、身体の免疫応答を抑制し得ることから、感染の初期の段階でかつ身体がウイルスと闘おうとしている時には使わない方が良い。むしろウイルス量が減り、サイトカインストームが起こり始めた、通常では感染の二週間後に、使うべきである。ストーム、臨床的悪化、さらには人工呼吸器の使用を回避する適切な治療法の確立が重要である。なおサイトカインは、免疫細胞が生産する、シグナリング分子であること、書いとかんといかん。

[1] Chemical & Engineering News, 2020 April 13, p. 11.

20.4.17

|

« 手作りマスクはどの程度効果的かpart 3 | トップページ | 1970年4月11日 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。